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アバランチナイト@福島 の感想後編

前編に引き続き後編です。

前編では今まで分からなかった事や更に理解が深まったことについて触れましたが、後編の最初は勘違いをしていたことから始めます。

尾根=安全 沢=危険

 私は今まで上記の認識をしていました。
しかし資料動画では尾根筋は雪崩てすぐ隣の沢筋は雪崩ないという動画でした。
基本的に沢筋は雪崩のリスクが大きいという認識だったのでこの動画には驚きました。
地形選択はリスクを下げる基本だと思っていましたが、地形だけではなく雪の状態にも気をつける必要があると思いました。
尾根筋で雪崩れた場合はエスケープ出来る可能性もあると思いますが、雪崩はいつどこで起きてもおかしく無いと再認識させられました。

次に地形の罠です。

オンラインのアバランチナイトでも度々聞いていた言葉です。
実際の地形の写真を見ながら地形の罠についての解説がありました。
明らかに危険が予知出来る地形の罠もあれば言われてみて気がつく事もありました。

孤立した地形
・丸みを帯びた地形
・凸状の地形
孤立した地形は雪を支える力が弱いため雪崩を誘発しやすい。

地形の罠
・漏斗状の地形→少しの雪崩でも下部に溜まる
・オープンバーンの下の樹林帯→木に衝突する可能性

これらの地形の罠が潜んでいる。
私のように経験値が無い人がパッと見で地形の罠を適切に評価するのは難しいと感じました。

潜在的なリスクを評価するのは非常に難しいと感じましたが、顕在的なリスクを見つける事は比較的出来ると思います。
直接証拠として
・クラック
・ワッフ音
・真新しい雪崩跡
このような証拠があれば雪崩リスクが高いと評価できます。

一通り話が終わり2017年に起きた那須岳で起きた雪崩事故の話がありました。
当時私はまだ山スキーを始めていなかったので民放テレビのニュースを見ただけでした。
この事故を雪崩事故の観点から見た話は興味深かったです。

バイアスの話しや出川さんなりの事故原因の考察はとても参考になる話しでした。→JANのレポート
当時引率していた顧問の教諭は今現在も刑事訴訟中で雪崩の予見可能性の有無などが争われるようです。
出川さんの話としては後知恵バイアスがかかっていてスケープゴートを作ろうとしているだけではないのかとの事でした。
被害規模が大きかった事と部活動での事故だったのでマスメディアにも大々的に取り上げられて大きな問題として世間に認識されたという側面もあると思います。

原因の一つとして部活動というシステム自体のシステムエラーがあるのでは無いか?
事故が起こるまでの判断としては決して重大な選択ミスは犯していないのでは無いか?
結果的に事故になってしまったから引率教諭の責任が問われているだけでは無いか?とのことでした。

今回のアバランチナイトに参加してわかった事は雪崩事故に合う確率を下げる事はできても最終的には運次第なところもあるということでした。

私にとっては趣味の一つである山スキーにどこまでのリスクを許容出来るのか?を改めて考える機会になりました。


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