四連休はいかがお過ごしでしょうか?
皆さん山に行かれたと思いますが私も行ってきました!
連休で天気予報も良かったので人が少ないルートを歩きたいと思い安達太良山の塩沢ルートを歩いてきました。
個人的には一番好きなルートですがあまり人気が無いので人は少ないです。
今回は朝6:00に登山口を出発しました。

木漏れ日がまぶしい道を進みます。
朝一は靄が掛かっていて少し湿度が高めでした。
先行者の方二名で一人は僧悟台ルートに行くと話していました。
私はくろがね小屋経由のルートを進みます。
道を進んで三階滝分岐で滝方面に下ります。
踏み後はしっかりついていますが斜面が急なので慎重に進みます!

沢筋に下りるとこんな感じで植物が生い茂っています。
ルートも不明瞭で足元も見えにくいのでこのルートを通る際は注意してください。
ソロだったらあまり通りたくないルートです。
以前来た時よりも歩きにくくなっている印象を受けました。
あまり人が入ってない為だと思います。
沢沿いに進むと滝が見えます。

道を詰めていくと少し幻想的な雰囲気が漂っていました。

屏風岩の所でルートが合流しますが屏風岩に至るまでも急登でした。
屏風岩を過ぎるとこのルートの核心部へと続きます。

まずはこの一本橋!
靴一足分の幅しかなくて板がしなるので怖いです。
谷側に落ちたら危ないです。

この一本橋の後はくろがね小屋に至るまでに渡渉地点が六ケ所あります。
一ヶ所目は橋が架かっていませんでしたが水量が少なかったので石の上を渡りました。
それ以降は丸太で作られた橋が架かっていました。足元が不安定なので注意しましょう!
上の写真の橋は足場と梯子で作られたしっかりした橋でした。
塩沢ルートの魅力は人が少ないことと、鎖場や丸太橋などのアドベンチャー要素がある事です。
特に今時期は沢沿いを歩くので涼しい風が流れて気持ちがいいです。
登山口を出て2時間40分でくろがね小屋につきました。
奥岳登山口から来るよりは少し遠いですが趣向を変えて沢沿いの塩沢ルートも楽しいです。
山頂は踏まずに稜線から沼の平を見て帰ってきました。
稜線に出ると裏磐梯方面は少し黒い雲が掛かっていました。

一方、二本松方面は雲海になって晴れていました。

福島県は奥羽山脈を境に会津と中通りで天気が変わってきます。
帰りにくろがね小屋に寄りましたが天気の割には人が少なく小屋に立ち寄る人も少なかったです。
下るにつれ徐々に天気が悪くなってきたので早めに登って良かったです。
帰りも塩沢ルートは人に会わず静かに歩くことが出来ました。
奥岳ルートに飽きた方は塩沢を歩くのもいいと思います。
屏風岩までの湯川渓谷はハイキング気分でも歩けるのでオススメです。