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TERZO ルーフボックス修理

この記事がこのブログの中で一番伸びている記事です。
皆さんルーフボックスが壊れているのでしょうか?

三年程前にBCを始めるときに購入したTERZOのルーフボックスがこの度壊れました。

ちなみに私が使っているルーフボックスはシンメトリックというモデルです。

公式HPより引用

シンメトリックという名前の通り前後左右対称の形なので右開きにも左開きにも出来る優れものです。
このモデルを選んだ理由はスキーの板が入る全長だったことと、高さが無いので見た目がすっきりしている所と何より値段が安かったことです。

当時の購入価格で約53,000円だったと思います。

スキー以外にもキャンプや登山などで重宝していました。

しかし、最近になって開閉がスムーズにいかなくなってきました。
特に気にせずに使用していましたがこの間スキー場にいった時に衝撃の事実に気が付いてしまいました。

なんと

ヒンジを固定しているネジが四か所中二か所外れていました。
どおりで開閉がおかしいはずです。

固定してあるところを見てみると通常のネジではなくカシメてあるようでした。

インターネットで調べてみるとブラインドリベットというもので固定されているとのことでした。


このようなもので鉄板などを固定するのにつかわれる物のようです。
どのようにして使うかというと、ハンドリベッターという専用の工具を使用してカシメます。

このような仕組みになっています。
私自身初めて存在を知りました。
日常生活ではあまり使わないと思います。

今回はこのハンドリベッターとブラインドリベットを使ってルーフボックスを修理します。

まず、ブラインドリベットとハンドリベッターの入手方法ですがネットはもちろん近所のホームセンターでも売っています。

注意点はリベッターとリベットがセットになっている商品もありますが、付属のリベットだと長さが足りずルーフボックスの修理には使えません。

なのでリベッターとリベットはそれぞれ別に購入することをオススメします。

私が購入したリベットはカシメ板厚が6.0~8.4mmでΦ4.8の物でした。
※購入の際はルーフボックスの厚みをノギスなどで測定してください。

修理の方法は穴にリベットを差し込みリベッターを二回ほど握るとカシメが完了してもう一回握るとリベッターのシャフトが切断されます。

今回は初めてだったので一ヶ所ごと確認しながら作業をしましたが、慣れれば5分もかからずに作業は完了すると思います。

修理後がこちら

きちんと固定されました。
開閉もスムーズで元通りになりました。

壊れた当初はルーフボックス自体を買い替えなきゃいけないかと思いましたが、自分で直すことに成功しました。

今回かかった費用は3,000円弱でした。
リベットは余っているのでまた壊れても自分で直せるようになりました。

出先でも修理できるように車の中に工具類を積み込んだので安心して使えます。

簡単に費用を掛けずに修理できるので皆さんも挑戦してみてください。

追記

一度修理したルーフボックスですが、また壊れていました。
新たにヒンジ部分が取れている箇所が三か所ありました。

全8か所のカシメ箇所のうち前回直した部分も含めると7/8か所が壊れたことになります。
今回は直し方が分かっているのですぐに補修しましたが買って五年程でほぼすべてが壊れました。
決して立派な造りとは言えないですがここまで壊れるのはいかがなものかと思います。。。

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