こん◯◯は、またまた安達太良山に行って来ました!
山開きから数えると今季3回目の安達太良山です。安達太良山大好きです笑
今回の目的は未踏破ルートの石筵登山口から和尚山に行くことです。
安達太良山にはほぼ全てのルートを歩きましたが、和尚山だけは行ったことがありませんでした。
何故かというと石筵から登る人が少なく熊との遭遇リスクがあることと、何かあった時ソロだと危険な為避けていました。
今回は同行してくれる人がいたのでいよいよ初めてのルートに挑みました。

↑のルートで石筵から登り和尚山と安達太良山を経由して沼尻に下りるルートです。
沼尻に車を回してから7時過ぎに石筵から登り始めました。既に登山口には三台ほど車が停まっていました。
長い行程になるのでゆっくりと歩き初め20分程で銚子ヶ滝分岐にたどり着きました。

今回は滝には行かずに先に進みます。
分岐を過ぎて少し進むと渡渉地点が出てきます。スパッツを履いているのでそのまま沢にINします!
丸太橋がありましたが中途半端な橋で怖くて渡れませんでした。
沢を渡ると一気に急登となり、沢筋から尾根筋へと向かいます。
尾根筋まで行けば勾配も緩やかになり歩きやすい道になりました。
道端にギンリョウソウが咲いていました。

笹が刈り払われていて歩きやすくなっていました。整備してくれた人に感謝です(^人^)
歩けども歩けどもなかなか和尚山にたどり着くことが出来ません笑
途中心が折れかかりそうになりながら歩いていると足元に大きな岩が現れました。
岩と岩の間には隙間が空いていて注意しないと落ちて怪我をしそうになります。
ガスがかかっていて岩が濡れていて余計に気を遣います。
岩稜地帯を抜けると割りとすぐにピーク?というか分岐に出ました。
三角点が安達太良山までのルートとは反対に分岐していました。
もう二度と来ないかも知れないので一応三角点も見ることにしました。
分岐からそこそこ下るので三角点マニアじゃない限りは行かないことをオススメします笑
三角点を拝んで分岐に戻ると三人組の登山者の方と会い、少しお話をして行動食を補給して安達太良山に向けて再出発します。
和尚からの下りもなかなか急で大変でしたが、それよりも大変だったのは木々の背丈が低く屈まないと頭をぶつけるような道がずっと続いていたことでした。
ただでさえ大変なのに屈みながら歩くと疲れが倍増です。
一時間半かけようやく安達太良山についた頃にはお昼を回っていました。
思っていたよりも風が穏やかだったので頂で昼食&休憩をとり船明神に向けて歩みを進めます。
山頂付近はそんなに風が吹いていませんでしたが、牛の背辺りは爆風で体を持っていかれそうになりながら歩きました。
船明神に近づくにつれて先ほどまでの爆風とはうってかわり凪になりました。
沼ノ平の地形がそうさせるのかわかりませんが、あれだけの爆風が一気に収まるのは不思議な体験でした。
船明神方面には誰も居らずのんびり静かに山歩きを楽しめました。
船明神方面から見る沼ノ平もいつもと違う眺めで壮観でした。

こうやって見ると沼尻側に大きく崩れているのがよくわかります。
楽しい稜線歩きのあとは地獄のぬるぬる下りです。
急勾配×粘土質のぬるぬるにはかなり困りました(^_^;)
難所を越えた後は沼尻元湯方面に下ります。
硫化水素ガスが発生しているので注意しながら素早く通り抜けます。凄まじい硫黄臭がしました。

来年からは源泉見学ツアーも開催されるみたいですね。
自然のエネルギーを感じて山の恵みに感謝です。
下山後は中ノ沢温泉の大阪屋で日帰り入浴¥500で疲れを癒しました。